デートDVのご説明と対策
DV(ドメスティックバイオレンス)最近はよく耳にします言葉ですが、大人の間だけの事ではありません。男女交際においても虐待や暴力による対等でない関係があります。デートDVは結婚していない男女間での体、言葉、態度による暴力の事です。親密な相手を思い通りに動かす為に複合的に使われるあらゆる種類の暴力を指します。
1.身体的暴力;相手に向かって物を投げる、たたく、噛むなど
2.言葉、心理的感情的暴力;汚い言葉を言う(ばか、ブス、デブ、汚いなど)
無視する、嫌がらせ ストーキング、頻繁の電話、過剰な嫉妬
3.性的暴力;合意のない性交渉、交渉時に痛めつけたり侮辱したりする行為、
4.経済的暴力;お金を貢がせる
いろんな種類の暴力によって自己決定権を剥奪する。「力を持って相手を支配」する。相手を自分の思い通りにしたい。
ではどうしてデートDVが起きるのでしょうか。その一つに暴力を甘く見る風潮、男の子は多少暴力的でもいいと暴力容認の社会が背景となっている。ジェンダーバイアス(社会的性差による偏見)
※男らしさとは?(一般的に思われている事例)
苦しくっても弱音をはかない。男は泣かない。感情を表さない。家族を養ってこそ男。強く競争に勝つ。女性を守らなければ。男は黙って。
※女らしさとは?
弱い。守られる。おとなしくついていく。控えめ。貞淑、受身。夫・子供を第1に。理屈を言わない。学歴はそこそこ。家事育児は女性の仕事。
男はいつも自分が正しく、感情にふたをする事が当たり前という概念が頭にあると、思い通りにならなかった時に怒りが爆発し暴力となる。女性は自分の意見は持たず男性についていく。何か起こった暴力を振るわれてもしょうがない。こういった考え方が社会の中に根深く根づいている。女らしさや男らしさではなく、社会通念に左右されず自分らしさを見つけよう。
※デートDVを起こさない為に
1.間違った知識を学び落とす。(男らしさ、女らしさなど)
2.相手を尊重する対等な関係性を学ぶ
3.コミニケーション力をつける
男の子もつらい時には弱音を吐いていい、感情を表してもかまわない。女性も
自分の意見を持って”嫌なものは嫌”ときちんと発言していい。
1つの事例を紹介してみます。
場面;デート中相手の携帯に電話が入り長時間話しています。あなたはいらいらします。その時の気持ちをどのように伝えますか?
A
男「何で食事中に長電話なんかするんだよ!」
女「だって大事な話なんだもん」
男「俺は大事じゃないのかよ。この間もそうだっただろ。もういい加減にしろ!」
このメッセージでは相手にとって批判されたり、責められたりするように聞こえます。このままけんかになりそうですね。
それでは同じ内容をちょっと言い方を変えてみましょう。
B
男「食事中に長電話されるといやだな。僕の事どうでもいい様に感じるよ」
女「あっ。ごめんね。でも大事な話なの」
男「そうかもしれないけれど、折角のデート中だから、食べ終わってからかけ直すって言ってくれない?」
女「うん わかった。」
一番、重要なのは自分の気持ちに焦点を当ててその気持ちを率直に相手に伝える事です。
DV被害者・加害者にならないためには、デートDVという実態を知り判断力を養うことで、未然に防ぐことができます。現在、このようなDVのお悩みがある方は、浜松市の総合探偵事務所アビイ・ロード浜松が、あなたが置かれている危険な場所から必ず救いだします。まずは、お気軽にご相談ください。